今年のサンマは高すぎるので秋の味覚ですがメニューに入れるのを諦めます。
価値についてよく話される際に有名な例え話で「山の上の缶ジュース」と「さんまの値段」というものがあります。就活生なら一度は聞いたことあるかな??
その①
「山の上の缶ジュース」はなぜ高いんですか?
前回お話しした給料とは労働力に反応しているのではなく価値に反応しているという内容を読み直してから読んで欲しいですね。ここからその記事に飛べます⇒給料とは
質問に戻ります。「山の上の缶ジュース」はなぜ高いんですか?
それは山の上まで缶ジュースを運ぶ労力やコストがかかっているからその分、山の上での販売価格が高くなっている。こう答え方!大正解!ではなく大間違いです(笑)
登山道では自動販売機もなく、公衆便所を探すのもままならい状況で当然コンビニなんて無いんです。そしてやっと頂上まで登り切ったところで喉を潤すからそのジュースは価値が高いんです。
配達に労力やコストがかかっているとするのなら、ドローンで運べば人件費も労力も下げる事ができます。そうすると山の上の缶ジュースは値段が下がるのか?
いいえ!下がりません。そこの生まれているジュースの価値は下がっていないので。
その②
サンマは売値が高い年と安い年があります。1本200円前後の年もあれば1本500円を超える年もあります。では安い時期のサンマと高い時期のサンマはどちらが美味しいと思いますか?
安い時期のサンマはエサとなる上質なプランクトンなどが豊富でサンマが育つには良い環境です。当然、そのサンマは大きく丸々と太り脂の乗った美味しいサンマがしかも大量に育ちます。つまり漁獲量が多い分安くなります。
一方、高い年のサンマは上質なプランクトンやエサが少なく育つには適さない水温だったりと環境が悪いんです。当然、小さく、身は細く脂も乗っていないし、数も育たない。
しかし日本では秋の味覚とも言われ、買い求める人口は変わらない(需要は一緒)にも拘らず漁獲量は少ないので1尾あたりの価値が高くなり値段が上がる訳です。
安い方が美味しくて高い方がまずいなんて、変な話ですよね(笑)
山の上の缶ジュースもこのサンマも、つまり「値段は味に比例しない」ということ。
「価値」に比例するんです。
前回と今回とのテーマにした「価値」
あなたの、働く上で値段(給料)が上がるために交換できる価値はなんでしょうか?
それを聞くのはまたの機会にするとしましょう。
備長炭火焼鳥たまるや
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